2022/02/08

ブラジル散歩 日本昔ばなしとグリーンマイルと阿弥陀仏

 youtube「ブラジル散歩」です。久しぶりに歩いて気持ちよかったです。

 すき焼きのわりした作りに失敗した話、鬼はうち、福はそとの日本昔ばなしの話と、グリーンマイルエピソードの比較してます


日本昔ばなしでは最後におじいいちゃんは「もうすこし長生きする」と墓参りで宣言します。

グリーンマイルでは、主人公のジョンは双子の殺人事件は冤罪であるが、「毎日愛が利用され、たくさんの人が苦しんでいる。それを感じることに疲れてしまった」と言って刑を受け入れるのですが、その違いと共通点を話しています。

日本昔ばなしとグリーンマイルはまったく毛色の違うお話のようですが、ふとしてきっかけでその二つの話が結びつきました。それは阿弥陀仏の教えです。阿弥陀仏は四十八の誓願に必ずその願いが成就しなければ自分も救われることがない(成仏しない)と誓っています。つまり全ての人が救われなければ自分も救われないという精神をもった仏様なのです。

私たちもなぜ生きているのか?または生かされているのかということを深く考えさせられるエピソードに昨日も書いた節分のお話がきっかけでたどり着くことができました。

動画内でお話ししているので是非ご覧ください。ブラジルの日常の風景を眺めながら一緒に散歩をお付き合いください。








「ブラジル・シュウちゃんねる」


2022/02/07

「鬼は外 だから世間は鬼だらけ」(ポルトガル語翻訳付き)

 フェースブックから引用しました。

ここのブログでも何度も登場している、ブラジルにもおいでになっている尾畑文正先生の掲示板です。

 日本では節分はメジャーな行事なので、ブラジルでこの話をするのはかなりまどろっこしくなりますが、魔を払う、邪を払うという宗教や考え方はどこの国にもありますからわかってもらえます。

 自分に不都合なことを勘違いし敵対視して払おうとすると逆にその思念が鬼を作ってしまうというのですが、この事実を節分の豆まきの行事は教えてくれていると思います。

 実は日本各地で「鬼はうち 福はうち」ととなえる豆まきの行事があります。理由は様々ですが、その根っこにあるのは全ての人が幸福になる世界を願う心だと思います。


以下は尾畑先生のフェースブックの言葉です


鬼は外

だから世間は鬼だらけ


                                        毎日新聞より



どこまでも悪いのは他人、他国。

自分と自国のあやまちは見えない。

そこでもう一つ。

鬼は私のうちに棲む



ここからはわたしがDeepL翻訳アプリを利用してポルトガル語にしたものです。



O diabo está fora

Então o mundo está cheio de demônios


                                                        Jornal Mainichi  



São outras pessoas e outros países que são ruins em todos os lugares.

Não podemos ver nossa própria culpa e a culpa de nosso próprio país.


Portanto, mais uma coisa.

O demônio vive em mim.



【笑・いい話】まんが日本昔ばなし「節分の鬼」(高画質)





「ブラジル・シュウちゃんねる」

2022/02/04

お奨めyoutube 松本・紳助 「小さな悩みが大きくなって自殺」と 島田紳助のお内仏(仏壇)のお給仕の話


 youtubeでの拾い物ですが、後半に出てくる仏壇のお花がなぜ仏様に向いていないのか?という話は、実際に僧侶が法話で仏壇の意味について話しているものと同じです。が、おそらく高校時代に聞いた話がこの場面ですらすら出てくるのに驚きます。

 島田紳助は京都の大谷高校(浄土真宗大谷派・東本願寺(親鸞聖人)の高校です)に通っていました。一回も学校を休んだことがなく、宗教の時間も大好きで「極楽浄土ってホンマにあるんかいな、そんな良いところなら修学旅行で今度行こうやないか!」などと先生にツッコミを入れて楽しんでいたそうです。

 前半の悩みは大きな悩みを持っていた方がいいという話も煩悩即菩提を説明する時に出てきそうなお話しですが、島田紳助が話すと俄然面白くまた心に届きますね。さすが話芸の人です。




高校時代の先生の話を自分のものにして、だいぶ時間が経って大人になってもそれが瞬時にアウトプットできるのはすごいです。

 松本人志の相槌の打ち方もドキドキさせられました。馬鹿にするんでもなく、おだてるのでもなく、むちゃくちゃ引き立たせて面白させてくれて、紳助のちょっと説教臭くなりそうな話をちゃんと真剣に聞けるように導いてくれます。そして「空中に浮いているように見えてきました」で大爆笑で、それに気を良くして紳助が仏壇の話を始めるのです。そして最後に「ハンコ買いませんか?」でまた大爆笑です。

でも、中で話している話は何も茶化してなくて、嘘もついてなくて、本当の宗教的な有難いご法話になっているのでした。

YouTubeを彷徨っていたらたまたま見つけて感動したのでシェアします。


私のYouTubeもよろしくお願いします。


「ブラジル・シュウちゃんねる」


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