2021/07/26

ブラジルのお寺でサボテン市 たくさんの人出にびっくり 

お寺でサボテン市が開催されました。 

 70年のお寺の歴史でサボテン市の開催は初めてだそうです。この催しは場所をお貸ししただけで、お寺の主催ではありません。それにしてもコロナの影響もものとぜずたくさんの来客にびっくりしました。みなさん箱買いするんですよ!いわゆる大人買いです。若い人も数人来て箱買いをしていました。



 主催者の中島さんのお話を聞くと、普段はマリリアのフェイラ(朝市で道を封鎖して行われる市場)サボテン売りをしているそうです。今回は雨が降っても大丈夫な場所を探してお寺においでになったそうです。チラシも配ってないしフェースブックやブラジルの主流のSNS WhatsAppを使って少し宣伝したくらいなのですが。朝の9時から夕方の4時まで、延べ200人くらいの人出になったのではないでしょうか?もちろん消毒、マスク、密にならないように規則を守りました。



30人以下の入場で入れ替わり方式での催しでした。


お父さんから受け継いだ商売のコツ 

主催の中島さんのお父さんも商売人だったそうですが、「一俵のお米を売って10稼ぐよりも二俵の米を安く売って10稼ぐ方が人に喜ばれるし自分も豊かになる」という教えを実行してよくそのようにお話しされていたそうです。だから自分も安くたくさん売って喜んでもらいたいとおっしゃっていて感動しました。
 中島さん自体は定年退職をして趣味でサボテンを集め、栽培していたそうです。そのうち多くなってくるサボテンを友人にあげていたら評判になり、売って欲しいという人が増えて安く売るようになったのが始まりのようです。
 サボテンを売って生計を立てている仲間たちを助けつつサボテンを通してコミュニティを広げている姿に心を打たれました。

 お寺が、先のうどんまつりに引き続きにぎわって嬉しかったです。 孫のニコラスも興味津々でした。おばあちゃんに一鉢選んでもらって大満足!




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お寺でのうどんまつりの様子はこちら https://www.brasilsanpo.com/2021/07/2021710.html


2021/07/24

ニコラスが生まれて初めてのお盆参り ブラジルのマリリア市真宗本願寺にて   2021年7月23日 ​ @Shu channel・ブラジルのシュウちゃんねる

 ニコラスが生まれて初めてのお盆参り ブラジルのマリリア市真宗本願寺にて 2021年7月23日 ​

初孫のニコラスは時々お寺に遊びに来ます。来たらいつも真っ先に本堂にお参りに行くのです。おばあちゃんのファビアがそう仕向けたという面もありますが、近頃は自分から本堂に向かうようになりました。仏様がキラキラ光っているのが珍しいのかもしれませんね。でも、眺めるだけでなくお焼香をして合掌をします。まだはっきりとは言葉にできないですが「なまんだぶ!」とおばあちゃんと言っています。

お盆の提灯に大喜び!
ちょうど8月のお盆の時期の提灯が飾ってあったので大喜び!あまりの喜びようにこちらまで笑みが溢れます。ニコラスにとって初めてのお盆でした! 
ニコラスが何度も見上げるので私もそれにつられて見上げると新鮮な気分になりました。子供の頃兄と実家のお盆の時期、灯篭売りのお手伝いしていた頃を思い出しました。新鮮な気持ちと、懐かしさを同時に思い出させてくれるニコラスです。
コロナの時期で、今年も盆踊りは中止です。寂しいお盆法要になりそうですが束の間ですがお寺が賑やかになりました。

8月中は本堂に提灯を飾っていますので是非お参りください。毎朝7:30に勤行と感話をしています。youtubeでも中継していますのでご覧ください。アーカイブもとってあります。





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2021/07/22

日本に出稼ぎに行って本当にあった話。大村テルオさん。言葉でバカにされ、一生懸命働いて認められ、優しくもされ、でも、時には妬まれた。すべてがいい経験だった。マリリア真宗本願寺 建立70周年 インタビュー

マリリア真宗本願寺 建立70周年 インタビュー 大村テルオさん



テルオさんは私が務めているブラジルのマリリア市に建立されているお寺のご門徒です。お寺の毎月の理事会や催し物がある時には必ずお手伝いに来てくださいます。

人気のカラオケ

 動画でも少し話していますが、その他に、これも毎月、カラオケの音源や歌詞を求めてお寺においでになっています。 日系社会ではカラオケが大人気で、そのなかでも演歌が人気です。NHKののど自慢でも時々ブラジル出身のプロ級の人が登場しますが、それはブラジルのカラオケ大会で勝ち抜いた人が出ているのです。 ちょっと古いですが「マルシア」もブラジル出身です。

つまり、ブラジルでは心血をあげてカラオケに熱中する人は多くいます。マリリアにもカラオケ大好きで、プロ級に上手い人がたくさんおいでになります。 この2−3年前からカラオケを歌い始めた大村さんは熱心に次々と新しい歌に挑戦しています。 その際、歌詞が日本語の表記のままだと読めないため。ローマ字に直して欲しい、とか、楽曲をネット上からダウンロードしてCDにコピーして欲しいとの依頼で毎月おいでになるのです。

youtubeに登場!

その際いろいろ会話をしながら作業をするのですが、ふとこの大村さんの話をシェアしたら、ブラジルの日系人の今や昔を皆さんに届けることができるのではないか?と思いつき急遽許可をとって撮影させていただくことになりました。

大村さんは演劇も趣味でやっているかたなので、語り口も上手です。是非日系ブラジル人2世ならではの、ブラジルでの経験や日本での出稼ぎの経験をお聞きください。

楽しかったり、辛かったり、優しさに触れたり、人を思いやったり。いろんな人生模様に触れることができると思います。


 



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