🇧🇷 ブラジルの豪快で美味しいシュハスコ体験
週末、妻のファビアの娘タイスちゃん家族のお宅で、ブラジル式焼肉「シュハスコ」を楽しむ機会がありました。ブラジルでは、シュハスコは家族が集まる特別なイベント。大きな専用のグリルで焼かれるお肉の香りが漂い、火の前でじっくりと焼き上がる様子は、まさに圧巻です。日本ではあまり見かけない、大きな暖炉のようなシュハスコ専用のグリルが、ブラジルならではの魅力を感じさせてくれました。
ブラジルのシュハスコは、日本の焼肉とは少し異なります。まず、お肉の量が桁違い。ブラジルでは肉が安く、スーパーでも驚くほどお手頃な価格で手に入るため、豪勢なシュハスコが家族や友人たちと気軽に楽しめます。この日は、タイスちゃんの孫ニコラス、ファビアの息子イアゴも参加し、新婚旅行から戻ったトーマスとバーバラちゃん夫妻も一緒に大勢でテーブルを囲みました。肉が次々と焼かれ、その場には笑顔と活気が溢れ、温かい雰囲気が広がっていました。
シュハスコには、ブラジルならではの家族の絆を感じさせる特別な意味があります。ブラジルでは、週末になると家族や親戚が集まって、こうしたシュハスコパーティーを開く習慣が根強く残っています。炭火でじっくり焼かれた肉が皿に乗るたび、皆で「おいしいね!」と言い合いながら食べる時間は、心からリラックスできる瞬間です。お肉だけでなく、パンやサラダ、ファロファ(キャッサバ粉を炒めたもの)なども一緒にいただき、まさにお腹も心も満たされる、至福のひとときです。
対照的に、日本ではこうした家族が集まる機会が減ってきているように感じます。かつてのように親戚が集まることが少なくなり、家族の団らんが希薄になりがちです。しかし、ブラジルではまだその伝統がしっかりと息づいており、世代を超えた家族の絆を大切にしています。シュハスコを囲むことで、親しい家族との時間を共有し、温かさを感じられるこの文化には、学ぶべき点が多いと感じました。
もし、皆さんがブラジルに訪れる機会があれば、ぜひ現地のシュハスコに参加してみてください。巨大なグリルで焼かれるお肉の香ばしさはもちろん、家族や友人と一緒に過ごす温かい時間が、きっと心に残る素敵な体験になるはずです。ブラジルの豪快なシュハスコ、そして家族とのふれあいは、旅の思い出としても一生忘れられないものとなるでしょう。
「ブラジル・シュウちゃんねる」
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