今日はサンパウロに出張のためにサンパウロ別院でのお参りでした。
2年ぶりでしょうか? コロナ前は年に3−4回は訪れていたサンパウロに久しぶりにきました。6年間住んでいた場所ですが久しぶりに来るとまるで外国に来たような気持ちになりました。
でも久しぶりの知人に会い一緒にお勤めをして話をしたり、以前よく通っていた道を歩いていると少しづつ感覚が戻ってきて、もしかしたら自分はサンパウロにずっといて、マリリアでの8年の生活の方が夢だったのではないだろうか?というような錯覚に陥る瞬間もありました。ちょっとした浦島太郎のような気持ちでもあります。
しかし実際は時は確実に立っていて、物事は移り変わっているのでした。何か感慨深い物がありました。法要に呼んでくださった多美子さんにあらためて感謝です!
バハフンダ・ターミナル、
リベルダージの日本・ブラジル文化協会内のサンパウロ人文科学研究所で法要
鈴木正威 (まさたけ) 様
2020年4月18日
行年 88歳
一周忌
本山省三 様 今年お亡くなりになる。
追悼法要
サンパウロ人文科学研究所は今年が75周年なのでそれも兼ねる。人文硏の前身となる土曜会から75年、それも目的にして先達皆さんを追悼
図書室改修(JICA支援)するので、今後の安全を願っての法要・起工式
施主の細川多美子さんは私がブラジルに来て間も無くお寺の雑誌の編集印刷のお仕事で訪れた彼女の仕事場でお会いして、それ以来多美子さんが主催しているパンデイロ教室に行くようになっていらい、お陰でさまざまな人との出会いに恵まれてとっても大事な経験をさせてもらった私にとって深いご縁の方なのです。
もうマリリアに移動して8年経つのであっという間にお会いする機会は減っていったのですが、マリリアのわたしの結婚式にも駆けつけてお祝いをしてくださったり、つながりはありました。今回コロナでますますサンパウロとの距離が大きくなっていたのですが、まさか法要に呼んでいただきこうやって2年ぶりにサンパウロでまた再開する事ができたのです。
会ってみると想像以上に重大な1日でした。マリリアでも毎日普通の日々を送っていたのですが、サンパウロに来てみるとやはり引きこもっていた事に気がつきました。自覚せぬまま精神的に閉じた世界にいた事が露わになって、マトリックス状態の自分を発見しました。
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