地元の映画館で妻のファビアと一緒に映画を見てきました。『DUNE/デューン 砂の惑星』3Dバージョンです。車で10分ほどの場所にマリリアショッピング(Marília Shopping)の中Cinépolis(シネポリス)という映画館があります。今は日本でもよくある集合型のものです。
1984年『DUNE/デューン 砂の惑星』の思い出
この映画は私が高校生の頃に友人と行って大失敗した映画と同じ原作をもとに作られた映画です。あの頃は私が熱心に誘って行った映画なので、バツが悪かったのを覚えています。しかし、ネットの評判で「今回のは大傑作!大成功!」とのコメントを見たので、「やっぱりあの映画は大失敗だったんだ!」という思いと、「今回も見に行ってみよう!」という感情が交錯したのでした。
その時の映画が今でも売っていました↓
ウィキペディアを見ていると失敗作だが、あの有名なデビットリンチの独特のノリも描かれていて、いまでもカルトな人気を持っているようです。またファイナルカットの権利を持っていなかったから大幅に編集しなおされて、それで分かりにくくなっているとか書かれていました。
そう言われてみると当時としては映像も迫力がありワクワクするシーンは何度かありました。でもストーリーが訳わからなくて難解で正直面白くなかったのですね。時間も長かった。
2021年度版は? 映像が素晴らしい!
今回はブラジルでみているので英語もポルトガル語も堪能でない私はほぼ意味がわからない訳ですが、それでも前知識を一応知っているのでついていけました。
また映像が美しくリアルで素晴らしかったです。子供の頃に見たスターウォーズの巨大戦艦がどーーーん!と登場するあのインパクトに近い衝撃を受けました。もう一生あのインパクトを越えるSFシーンはないと思っていましたが。同じくらいすばらしかったです。しかもあの頃はSFX技術満載の映画はまだなかった頃です。感動やインパクトもひとしおだったと思います。(ちなみに今スターウォーズを見直すとちゃちく感じます)現在はいくらでもすごいCGの映画を見慣れているのに、それを超えた映像の迫力や美しさは素晴らしいと思いました。また登場人物も悪役を含めて特徴があって、しかも美しいのです。醜い悪役も含めて美しさがあったと思います。
ちなみに3Dメガネで見たので飛び出す美しさはあったのですが、どうしても視野角がせばまって(私の場合メガネの上からかけるのでなおさら)痛し痒しでした。
今度は2Dのバージョンを見に行ってみたいと思っています。映画館の大きなスクリーンでもう一度見たいです。ぜひ皆さんも大スクリーンでご覧ください! おすすめです。
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ちなみに本も新訳版も含めて売っています。Kindleで読めるのが海外在住の私的には嬉しいです。
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