夢を見た。
大きな野外会場でブラジルの焼肉シュハスコの準備をしている。
たくさんの親族関係者がいる。そこにお西の僧侶マルコスさんもいて、軽く会釈をして挨拶をした。マルコスさんは間衣を着ているので、僕は「そうか!今日は矢野さんの法事だった」という事に気がついて、私も衣を部屋に取りに行った。途中高層のホテルの中間フロアに出て、自分の部屋にたどり着くまでに黒服のアテンドのチェックも入る厳しいホテルで自分の部屋になかなか辿りつかない。このままでは法事の始まりの時のお参りが出来なくなってしまうではないか!と焦ってくる。
そうこうしている内に宴会は始まっていて、私ももう間に合わないのでマルコさんにお参りの代わりを頼んだ。せっかく部屋に着いて衣に着替えたのだが戻ってきた時には宴も盛り上がっていてなんだか役目を果たせなかった自分が情けない。しかし遅れてきたにもかかわらず皆は何事もなかったように自然で、最後に挨拶の法話をしてほしいと依頼をされる事になる。
いつもの夢だったらあまりうまくお話することができずに焦って目が覚めるのだが、最近は夢の中で皆の前で喋っている場面が多いせいだろうか?なんだか上手くもないが、大きくぶれることもないお話をしてブラジルらししなんとなくの解散となる。
場面はまたホテルに戻る。大きなホテルは空港にそのまま接続しており、急遽小松の本光寺の支部ともいえる場所で法事が決まり、なぜか私が指名されていくことになった。いつもの夢なら行こうと思ってもたどり着けなくって困るところで目が覚めるのだが、今回の夢では2件法事が終わってホテルに戻ったら、クラスメートの女子たちと携帯のマッチングアプリで好みの人の顔から、その人間と同じような顔の人を次々とピックアップしていって。運命の人、もしくは人間の顔が人生にどう影響するのかという単なる恋愛アプリ以上の人類の系統を顔で明らかにしていく、本格的画期的なアプリで。私がその場にいる数人の女性の一人にぼくは君のような人がすごい好みだからあなたの顔で試してみたいと言ったら快諾してくれて、アプリが選び出したのは沖縄の方の女性だった。へー そうなんだ!とびっくりしている。私の奥さんのファビアは沖縄のおじいちゃん、おばあちゃんがルーツなのできっとそういうことだと夢が覚めた後にわかった。でも夢の中ではファビアとはわかっていない。
そこで、無料でマッチングアプリを使わせてもらったお礼にいくらか支払おうとして、そのアプリはいくらなの?と尋ねたら、2万5千円との返答にびっくりしたが、そのくらい本格的なアプリならそれはそうだよね! とか言いながら自分のお金が入ったボックスを開けていくらか払おうとする。 紙のボックスはお焼香の歓喜香のもので、その中にブラジルのお札と日本のお札が混じっている。結構入っている。その中から15000円を取り出し渡した。女の子は嬉しそうに受け取った。惜しい気もしたが、太っ腹な自分を見せたかったのだ。
そこで夢が覚めた。
お夕事を始めることになった。
ペドロ・エンリッキという青年が訪ねてきて仏教を学びたいという。聞くところによると11年間ネットなどで独学をしていたが、どうしてもお寺で直接学びたくなったのでネットで検索したらこのお寺がヒットしたということだ。
もう2回きている。これは珍しいことで一回来てまた今度来ると言って二度と来ない人の方が多いのだ。
でもそれでもいいと思っている。一生に一度のお寺参りの青年たちに出会うことは日本だとそうないだろう。
以上夢の話と、お夕事の話でした。
注 ※ おゆうじとはお寺の午後のお勤めのことです。写真は本当の私が勤めてるブラジルのお寺の法事の風景です。
いつもはYouTubeの動画の話をしているのですが。最近夢を覚えていることが多くなって、結構印象的だったので久しぶりに夢日記を書きました。夢日記をつけると相乗効果で、また明晰夢をみやすくなるというので、今後の趣味にいいかもと思っています。
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