無いものは現地で作る
ブラジルのお寺を見ていると、日本から輸入したものと現地で作ったものが混在しています。割合では8−2で現地で作ったものが多いのです。私が初めてブラジルのサンパウロ別院に着任した時も、ご門徒の古山さんに本尊前の内敷の骨組みを作っていただいたのを覚えています。その後は蝋燭の穴あけの機械も作ってくださったり、須弥壇収骨も作っていただきました。
現地の職人に作ってもらう
かつては移民の中に日本家屋に詳しい大工がいましたが、今はその巧みの技は日本でさえ宮大工しか知らないのです。ブラジルにいないのはもっともなことです。
しかし、ブラジルにも優れた技術者がいます。そういった人を探すのはかなり難しいと痛感しています。しかし、妻のファビアのおかげで使い古された木をリノベーションするJesséさんを見つけてきてくれて彼に今回キン台を作ってもらいました。
大変ありがたいことに、現ブラジル別院輪番、塚本先生の計らいで先生の自坊の等運寺様よりキン(おつとめの時に鳴らす鐘)とキン台を今年いただいたのです。 ブラジルは椅子に座ってのお勤めなのでさらに台を追加してJesséさんに作ってもらいました。
真宗大谷派 等運寺 三条教区 第18組 http://www.winpal.net/~341-2/
樹齢100年の木!
そのお披露目動画です。 撮影したのは数ヶ月前の動画になります。
「ブラジル・シュウちゃんねる」
https://ameblo.jp/ishui/
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