《ブラジル》重武装20人超が深夜に銀行連続襲撃=ドローンで警察監視、ATM爆破に人質を盾に銃撃も
https://www.nikkeyshimbun.jp/2021/210831-13brasil.html
ニッケイ新聞より
30日深夜0時過ぎ、約10台の車に分譲した20人以上の重武装した強盗団が、サンパウロ州アラサトゥーバ市中心部に立ち並ぶ銀行3軒を約2時間がかりで次々に襲い、町中がパニックに陥った。近隣住民が人質とされた上、数多くの爆破行為や銃撃戦などが行われた末、3人が死亡、5人が重傷を負う惨事となった。30日付現地サイトが報じている。
サンパウロ州北西部の人口20万人の中核都市アラサトゥーバが恐怖に包まれた。発端はルイ・バルボーザ広場近くで、20人ほどの強盗団がサフラ、ブラジル、連邦貯蓄(CAIXA)の三つの銀行支店の現金引き落とし機(ATM)を襲ったことにあった。
犯人たちは10台の車で移動し、通りにいた人たちを捕まえて人質にし、車の屋根やボンネットに乗せて、警察からの銃撃を避ける盾代わりにした。警察によると、犯人たちはドローンを使って警察の所在や自分たちの位置を確認していたという。
強盗団は少なくとも14カ所で爆破行為を行った。市内20カ所に40の爆発物を仕掛けたとの通報を受けた警察が特殊戦術行動グループ(Gate)を派遣し、爆発物の処理を行う一方、外出しないよう市民に警告を流した。
この事件は事件発生直後からSNS上で話題となり、強盗たちが警察と銃撃戦を行う様子をSNSに投稿するために録画していて銃弾を浴びた住民もいた。
住民2人と強盗団の1人が死亡。強盗3人が逮捕された。住民5人がサンタカーザ病院に運ばれ、1人はケガの治療後に退院した。だが4人は重傷で入院しており、うち3人は銃弾を浴びたが容体は安定している。もう一人、25歳の男性は自転車で走行中に爆発に巻き込まれて、両足と手の指を失う大ケガを負い、手術後も酸素吸入などを受けているという。
犯人はなおも逃走を続けている。アラサトゥーバ市は夜が明けた後、市民感情などを考慮し、同日は市立校の授業を中止すると発表。州立校もそれにならった。
同市では、爆発物が爆破した後の処理や、仕掛けられた爆発物処理の必要のため、商店や保健所が休業状態となった。また、同市から周辺地域へのコロナワクチンの配布も止まったため、ビリグイ市でも接種が中止された。
動画
事件があったアラサツーバ市
ここからは私の聞いた話と感想です。
こう言った銀行を武装した集団が襲う事件は定期的に起こっています。今後電子マネー化がブラジルでもさらに加速すると思われます。
これ以上このような痛ましい犠牲が出ないようにと、こころから思いました。
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