ブラジルの税金申告と年金の支払いについてのはなしです。
年金のことですが、ひょんなことから一気に進みました。マリリアのお寺がお世話になっている。会計事務所を訪れて年金のことを相談したら年間50レアルほどの手数料でIMPOSTO SBRE A RENDA - PESSOA FÍSCAを作ってくれることになりました。
手続きは簡単でRNA とCPFを(私の場合免許書のコピーで大丈夫でした) あとは口頭で大体の年間の収入や財産(車)の値段を申告したら、作成してくれました。
結果僧侶だという理由と実際に収入も低いので納税の義務はなし、ということになりました。
そして納税申告を作成したのちに年金の積立の相談もしたらMEIという低所得者用の年金積立を紹介してくださいました。通常ですと将来1000レアル欲しければその20パーセントの200レアルを毎月納めないといけないのですが、MEIですと52レアルで済みます。この値段は毎年の Salário mínimo (ブラジルの最低給料の規定)の値上がりと同じパーセントで上がっていきますが、どちらにしろ優遇されています。
ブラジルに来て12年目にしてやっと税金の申告、そして年金の支払いをすることになりました!
動画を見て頂けると分かりますがもし3年とか5年で日本に帰ってもその実績は日本での年金受給にプラスされるはずです。そのことの具体的な事は今後分かり次第また掲載します。ともかくさらにブラジルに根付いたような気持ちで嬉しいです!
動画でも説明したのでどうぞ。
ブラジルの僧侶の納税と年金積立について
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以上の報告は昨年2019年の9月13日のものです。
あれから一年経ったわけですが、この納税の手続きと年金の積み立てをしていたおかげでブラジルのコロナ手当をもらう事ができました。ちなみに本山から僧侶としてブラジルに派遣されるわけですが、本山はブラジルでの年金の手続きなどの世話をしてくれるわけではありません。そこは自主的に行動しなければならないのです。もしもっと詳しい事を知りたい人はメッセージをください。私はブラジルに来て12年目に払い始めましたがもし一年目から年金を払い続けていたらあと3年後に受給が始まっていました。もっと早く始めておくべきでした。
さらに日本のコロナ手当に関して報告しますと、私の場合日本に住民票をおいたままにしておいたので日本のコロナ手当も受給する事ができました。こういうこともありますから、たとえブラジルに骨を埋める覚悟できたとしても条件さえそろえば日本に住民票をおいておいた方がいいと思います。私の場合実家が家族として国民保険も加入してくれています。
私は病気がちなので日本に帰ったときは検査や持病の薬を処方してもらうので、保険が大変ありがたいです。ブラジルでは普通の医療保険では薬の割引はありません。高いです!
ですから日本に帰った時に処方してもらって割引で薬が手に入るのはすごくありがたいのです。
ちなみにブラジルのサンパウロの日本領事館にブラジル在留届を出しておけば安心です。またブラジルに住んでいて、日本に住民票をおいていても何ら問題ないと確認済みです。
逆に日本の住民票を抜いてブラジルに来て、さらにブラジルで何も申告や年金などの手続きをしていない人は日本からも、ブラジルからも何もコロナ手当は出なかったということになります。 今後のことを考えて早急に手続きの始めた方がいいと思います。
最後に今のところブラジルからは月に600レアルを4回支給してもらいました。12月にはプラス300レアル追加してくれるそうです。合計2700レアルということになります。ちなみに今現在2020/09/16で1レアル20円前後です。日本円にしたら安く感じるかもしれませんが大変ありがたいと思いました。
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